黒川温泉とは
熊本県阿蘇郡南小国町にある黒川温泉は、古くは近隣に住む農業従事者の湯治の場としての性格が強い温泉でした。
福岡から車で約2時間半かかり、山奥にポツンと存在する温泉観光地ですが、今では多くの観光客が足を運んでいます。
大型のホテルが立ち並ぶ温泉観光地とは違い、数多くの旅館が並んでおり、その旅館一つ一つに「露天風呂」がついています。
入湯手形とは
「露天風呂」を全面的にセールスポイントにしている黒川温泉の最大の特徴は「入湯手形」です。
黒川温泉は露天風呂と旅館、そして里山風景をすべてまとめて「黒川温泉一旅館」としています。
入湯手形1枚で旅館内28か所の露天風呂のうち好きな露天風呂を3つ選んで入浴することができます。
この「入湯手形」が作られた背景にはこんな話があります。
戦後、温泉街をコンセプトにスタートしましたが、2軒だけ露天風呂をどうしても作れない旅館がありました。
その2軒を救うために作られたのが「入湯手形」です。
1軒だけが儲かるのではなく地域全体で温泉郷を盛り上げようという思いから入湯手形が生まれたのです。
そんな助け合いの精神で生まれたのが黒川温泉の「入湯手形」なのです。
以下の動画は以前に宿泊したことのある「瀬の本高原ホテル」の紹介動画です。
豪華なホテルの割にはリーズナブルないいホテルでした。
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